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狭いマーレをさらに狭く・・・

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僕が青年家事外協力隊員としてモルディブで活動したのは、1991年12月からの2年間。
狭い(といってもモルディブではかなり大きい)首都島、マーレが任地であった。
南北2km、東西1km、周囲6km、赴任当時の僕の常識からいえば当然、「メチャ狭」である。
日本でこの程度の大きさの島なら、
人口数百人、交通手段は徒歩と自転車、といったところかもしれないが、マーレは何といっても首都。
人口6万人以上の大都会である。驚くような事実・出来事を挙げていくと・・・。

「タクシー好き」この狭さにも関わらずタクシーが多数走っている。
単純に考えても目的地までは3km以内のはずだが、モルディブ人も結構利用する。
日本のように駅前などのタクシー乗り場とかで「流し」を停めるのではなく
タクシー会社へ電話してきてもらうのが基本である。
料金も電話で10ルフィア、流し15ルフィア(当時)で呼んだほうが安い。
近年、携帯電話文化はマーレにも押し寄せ、目の前を通り過ぎるタクシーには目もくれず、
携帯でタクシーを呼ぶ姿も見られるらしい・・・。
さて、このタクシーがなかなか来ない。1時間以上待たされることもあるし、すっぽかされることもある。
マーレの狭さを考えれば??? それでもみんな辛抱強く待ち続ける。
雨の時など予約がいっぱいで断られることもある。なぜそれでもタクシーなのか。

おそらくの理由:
やはり彼等にすれば歩きや自転車では遠いのではないか。
僕も当初モルディブ人のタクシーへのこだわりが理解できなかったが、1年も暮らすと分かってきた。
単純に遠く感じるのだ。この島の広さに慣れると島の裏側はやはり「すごく遠い」ところだ。
歩いて15分のところへ行くのにタクシーを呼び、家でイライラしながら1時間待ってしまう自分。
慣れとはそういうものらしい。
雨の時のメチャ混みは、水たまりを嫌うのもあるようだ。
ここの雨は半端じゃない、道路の幅いっぱいに広がることもざらで、
足を泥水につけて歩かねばならないのでタクシーは便利ではある 。

話はそれるが、水たまりを歩かねばならない時、サンダルを脱ぎ、手に持って歩く姿をよく見かけた。
これは頷けるような分からないような・・・。